教育

自然から学ぶ、無理のない学びと経験

自然の中で学ぶ機会の少ないこどもたち

夏になると、町内のB&Gプールで監視員として働いています。
池田町の子どもたちから「プールのりゅうじくん」と呼ばれています。

プールで子どもたちとともに過ごす中で驚いたのは、
自然あふれる池田町に住んでいながら、山や川、田畑で遊ぶ子どもがすごく少ないということです。

今、子どもたちの多くは、放課後、習いごとや塾に通ったり、児童館で過ごしており、
子どもだけで自然の中で遊ぶ機会は大きく減っていると感じます。

少子化が進む中、近所に同世代の友達がいないため、
友達同士で放課後遊ぶことが難しいという状況もあります。

もちろん、習いごとで子どもの可能性を広げることはとても大切ですし、
大人の保護下で子どもの安全に配慮することは最優先すべきことです。

ただ、自然の中で仲間とともに何かをする経験が、もう少し増やせないかと考えています。
プールでも、泳げなかった子が、他の子たちとの遊びの中で泳ぎを学んでいく姿が見られました。

子どもたちには、あらかじめ決められた遊びだけではなく
自然の中で、お互い工夫しあいながら遊び、学ぶ経験をしてほしいと考えています。

多くの考えに触れ、考え、行動できる子を

池田で育った方たちが、かつて自然の中で考え、遊び場を作っていったように、
今の子どもたちにも、自分で考え行動する力を身につけてほしいと考えています。

以前、和歌山で行っていたサマーキャンプでは、全国から子どもが集まりました。
川で遊んだり、教えてもらったセル瓶で魚を獲ったり、地域のお祭りを企画したりしていました。
自分たちで献立を決めて食事を作ったり、掃除洗濯は自分でやったり協力してやるのは当たり前の空間でした。
時にはケンカや揉めごともありましたが、自分たちで妥協案や解決策を見つけながら日々を過ごす姿がとても印象的でした。

池田町でも、町外の児童や学生など、普段ともに過ごしているのとは違う仲間と交流する機会を増やすことで、多様な考えに触れ、物事の進め方を学ぶことができます。

子どもたちが、様々な人と出会える機会を増やし、
自分で考え行動できる学び場づくりを実現させたいと考えてます。

プログラミング教育で、解決策を「見つける」子に

また、他者との学びに加えて、プログラミング教育などで、自分の力で解決策を「見つける」ことを学ぶのも重要です。
日本はITを活用した問題解決力という点で、大きな後れがあるとも言われます。

2020年には、プログラミング教育が必須科目となる中、与えられた課題をこなすだけでなく、自分で問題点を見つけ、解決していける人材が求められています。

田畑、森林に囲まれた池田町の小中学校で、最先端のプログラミング教育が行われ、ITを活用しながら問題解決力を培う子どもたち。
今はまだ違和感があるかもしれませんが、将来、池田にそんな光景が生まれることを目指します。